皆さん、こんにちは!
今回は長年この外構業界の第一線で働いてきた私から外構業界の価格のカラクリをお伝えしようかと思います。
ここ数年、一括見積もりサイトの流行もあってか価格に敏感な方が以前にも増して多くなってきた印象を受けました。
加えてアフターコロナによる様々な生活必需品の値上げで「より良いものをより安く手に入れたい」という心理はより一層強まってきているかと思います。
さて、本題に入ります。
まず皆様が外構会社を探す時に大きく分けて3つのパターンがあるかと思います。
① ハウスメーカーの提携業者に依頼をする
② 一括見積もりサイトに業者を何社か紹介して貰う
③ 自分で探して直接外構会社に問い合わせを行う
それぞれの選択肢における価格のカラクリをお伝え致します。
① ハウスメーカーの提携業者に依頼をする という選択肢
これは担当してくれた住宅営業マンから提携の外構業社を紹介して貰うという方法です。
新築で外構を計画される方はこのケースが多いのではないでしょうか?
この場合はどんな流れで価格が決まるのでしょうか?
まず、第一にハウメーカーのマージンが提携業社の見積もりに乗っかります。
比率としては全体の10~20%程が多いです。
300万円の工事を依頼する場合は30~60万円はハウスメーカーに支払う謝礼のようなものになります。
実際の工事は270万円~240万円ほどのクオリティと内容になってくる訳です。
ここまでは良く知られた情報ではあるかなと思います。
更に残念なのはその提携業社のプランが生活動線やデザインが考えられていない稚拙なプランになってしまっていることが多いということです。そのハウスメーカーの外構計画の大半を受け持つ事になっているので、プランを考える時間が無いのです。(私も過去に同じ立場に居たので分かります。)これはつまり、細部まで考えが及んでいないありふれたプランになっていると言う事を意味します。
② 一括見積もりサイトに業者を何社か紹介して貰う
より安く工事をしたい人が利用することが多い一括見積もりサイト。
SNSでも外構系インフルエンサーや住宅系インフルエンサーがこぞってオススメしています。
まず、何であんなにオススメしているのかというとシンプルに紹介手数料(アフィリエイト)でお金稼ぎをしているわけです。
インフルエンサー経由で一括見積もりサイトに依頼が入った場合いくらか入る仕組みなっています。
次に一括見積もりサイトを経由してあなたが何社かからお見積もりを貰ったとしましょう。
実はこの中には一括見積もりサイトへ支払う手数料も上乗せされてしまっているのです。
安く工事をしたいと思って利用しているのでこれでは本末転倒ですよね・・・。
③ 自分で探して直接外構会社に問い合わせを行う
これは少し労力がかかりますが、結局一番お得な方法なのだと思います。
あなたと外構会社の中間に何もいない。この状態が余計なマージンや手数料を一切取り払った状態になります。もちろん自分で何社か探して相見積もりを取るのも良いと思います。
ある程度、時間を要しますのでなるべく早めに動くのがベストです。
外構を検討する時期は以前の記事にまとめておりますのでご参考にして下さい。
今回はリアルな外構会社の内情をまとめさせて頂きました。
あんまりこういう話はしないのですが、そこまで閲覧数も多いサイトではないので業界ネタバレトークをさせて頂きました。
会社選びの参考になれば幸いです。
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