みなさんは、インテリアという言葉や意味は知っていても、エクステリアという言葉はあまり馴染みがないのではないでしょうか。

エクステリアもお住まいの雰囲気を変える、とても大切な役割を持っています。

そこで今回は、エクステリアとはどういうものなのかについてお話ししますので、参考にしてみてください。

エクステリアとは？

エクステリアとは簡単に言いますと、家の外回りの場所のことを指します。

よく利用されるインテリアという言葉は、家のなかにある家具や照明器具などを指しますが、エクステリアは家の外を指すと考えれば分かりやすいです。

エクステリアとひとくちに言ってもたくさんありますが、例えば、門やフェンス、アプローチ、カーポートなど家の外にあるものが該当します。

インテリアとは違いエクステリアは、自分や家族だけではなく、訪問者や通りすがりの人にも見られる空間のため、いかにキレイにオシャレにできるのかが重要になってきます。

当然、エクステリアも素晴らしいものになれば、自分や家族も満足度は高くなりますし、訪問者や通りすがりの人も感動してくれます。

また、オシャレさだけではなく、防犯面や安全面など、トータルで考えることが重要です。

エクステリアの種類は？

エクステリアは家の外の空間を指しますが、そのなかには外観の雰囲気を決めるものがいくつかあります。

フェンス

フェンスとは、家のまわりや一部を囲ってくれる目隠しのことを指します。

フェンスを設置することにより、プライバシーを保護したり隣との境界線をはっきりしたりできます。

とくにフェンスはプライバシーの保護をしてくれる重要な役割があるため、住まいになくてはなりません。

最近では、あえてフェンスを取り除いたオープンスタイルや、玄関などの一部にだけ設置したりの方法も主流になっています。

ただし、高さのありすぎるフェンスは逆に防犯性が低くなるため、適切なサイズやデザインに優れたフェンスを選ぶといいでしょう。

カーポート

戸建て住宅の場合、多くの住まいにはカーポートが設置されています。

カーポートとは車を守る屋根のことを指します。

カーポートがないと、車が直射日光や雨にさらされてしまい、劣化が早くなりますが、カーポートがあれば車を守ってくれます。

また、場合によってはカーポートがあることにより、鳥のふんなども車に落ちることが少なくなるため、掃除の部分で見ても楽になります。

カーポートにも1台用、2台用といくつかの種類があるため、車の台数や駐車場の幅を考えて選びましょう。

門扉

門扉とは、訪問者を迎える最初の入り口のことを指します。

例えば、家のまわりをフェンスで囲い、玄関に近い場所に門扉を設置することで、スムーズな導線ができます。

門扉があることで、家の入口というのが訪問者でも分かりますし、逆に勝手に侵入させないガードのような役割も持っています。

門扉は、片開き、両開き、引き戸など、開けかたが何種類かあるため、住まいに合った方法で取り付けるとベストです。

アプローチ

アプローチとは、門から玄関までに作られた通路のことを指します。

アプローチがあることにより、門から玄関までを正しく通れますし、何より訪問者の印象を高めてくれるという特徴があります。