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2023年02月20日

失敗しない外構工事 動線計画とゾーニング

今回は外構計画を行うにあたって重要なゾーニングについてお伝えしていきます。
早速ですが次のような東側道路の配置を見て下さい。

ここに人の動きを矢印を使って加えてみます。

人の動きが見えてきましたね。

ここでそれぞれどのような空間構成にするかを考えていきます。

それぞれの空間の役割が見えてきました!

各ゾーンについて説明いたします。

・駐輪場ゾーン・・・アプローチに付随する自然な位置に設定。アプローチから遠すぎると使い勝手が悪くなってしまいます。

・アプローチゾーン・・・玄関と道路を自然に結ぶ動線に配置。思いっきり直線ラインを際立たせるのも良いですし、途中にデザイン壁を立ててクランクさせて奥行き感を出すのも良いです。

・駐車場ゾーン・・・アプローチに干渉しない形で来客も想定した上でスペースが広く取れる空間に設定

・サービスヤード・・・勝手口とのアクセスが良い空間。生活に利便性を加える機能的な空間となる事が多いです。物置の設置やごみの一時保管。お庭スペースと繋げてテラスにすると勝手口から料理を出したりお外で過ごせる時間を楽しめます。

・お庭ゾーン・・・掃出し窓と繋がっていて南側の日当たりの良いスペースに面しています。その為、ウッドデッキやタイルテラス・オーニング等を使ってくつろぎの空間にするのも良いですし、芝生を広く貼って遊べるスペースにするのも素敵です。

いかがでしたか?

なんとなくゾーンニングについてご理解頂けましたでしょうか?
外構計画を考える時に色や素材を決めるのも大切ですが、まずはゾーニングを行なって大枠のフレームを決めていきます。そこが決まってから詳細を決めていきましょう!