ブログ

2023年03月04日

タイルテラスと樹脂木ウッドデッキのメリット・デメリット

皆さんこんにちは。
お庭を工事する際にタイルテラスか樹脂木ウッドデッキどちらにしようか迷われる方が沢山いらっしゃいます。今回はそんな方の手助けとなる為に、それぞれの代表的なメリット・デメリットを挙げてみました。
是非ご参考にして下さい。

タイルテラスのメリット

・貼るタイルの組み合わせで色々なテイストを表現できる。

タイルの種類は輸入品を合わせると数千種類以上ございます。
モダンテイストやスパニッシュスタイル・南欧風など、様々な表現ができます。


・加工をする事で曲線や変形地に合わせて台形も形作れる。

お庭の形が三角形や台形の場合でも隙間なくタイルを敷き詰める事事ができます。


・汚れや傷に強い

油物や飲み物をこぼしてしまってもブラシで掃除すれば簡単に汚れが落ちます。

タイルテラスのデメリット

・数年先に使ったタイルが廃盤になる可能性がある。

輸入タイルにありがちですが張り替えを考えた時に使用しているタイルが廃盤になることがあります。
できれば何枚かはストックしておくと安心です。

・撤去が大変

タイルテラスは基本的には下地がコンクリートになっております。
その為、将来撤去をしようと考えた時に費用が数十万単位でかかる事が多いです。

・照り返しが強い

真夏の直射日光の影響等で照り返しがあります。真っ白なタイルにすると眩しすぎて目がチカチカすることも。シェードや屋根をセットでつけてあげる事によって照り返しは軽減されます。

樹脂木ウッドデッキのメリット

・設置が簡単

ウッドデッキはコンクリートを使わなくても施工が可能です。骨組みを組み立てて床板を載せる構造なので、タイルテラスに比べると手間が少ないです。
また、材料の搬入が困難な場所でもウッドデッキは一個一個の材料の大きさはそこまで大きくないので施工が可能です。

・タイルテラスに比べてコストが低く抑えられる

ウッドデッキは組み立てが比較的に容易なのと材料の供給も安定している為、定番品だとコストが抑えられます。

・通気性が確保できる

ウッドデッキは下に空間がある為、建物に隣接して設置してもある程度の通気性が確保できます。

樹脂木ウッドデッキのデメリット

・デザインの選択肢が少ない

タイルテラスに比べて色やサイズのバリエーションが減ってきます。
基本的には直線の床板を敷き詰めていく為、曲線や変形地にも対応をし難いです。

・夏場の熱吸収で床板がかなり暑くなる

樹脂木ですと熱を持ちやすく、気温が30°を越したあたりから素足だと歩くのが辛いくらい暑くなってしまいます。それが嫌でウッドデッキをつけたい方には天然木のウッドデッキを作るという選択肢もあります。

・床下の雑草対策や野良猫対策が必要になる

床下は土のままにしてしまうと雑草が生えてきてしまい、メンテナンスが大変です。防草シートと砂利を敷いてあげるかコンクリートを打つのも一つの手です。
また、空間があるが故に動物の隠れ家になることもあり、床下に入れないようにメッシュのパネルや板を貼り下げてあげるという手段もあります。


私の考えるメリット・デメリットを挙げさせて頂きました。
ただ、様々なライフスタイルや敷地の状況の兼ね合いがありますので一概にどれが良いとは言えません。
タイルテラス・樹脂木ウッドデッキはどちらも素敵な選択肢だと思います。
重要なのは自分達には何がベストな選択なのかを見極めることだと思います。

UNDER GARDENではお客様のライフスタイルやお好みをじっくりヒアリングした上で最適なご提案をしております。

これからお庭の計画を考える方の手助けとなれば幸いです♪